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床の予算の立て方と、一度だけ切り上げると節約できる理由

執筆:Michał Białas · 最終更新

現実的な予算は、平方メートルではなく梱包単位で組み立てます。実際に支払う箱・袋・ロールの数に単価を掛け、予備の箱と小物用の余裕を足します。同じ製品で複数の部屋をリフォームするなら、まず正確な数量を合計してから一度だけ切り上げてください。タイル1箱や接着剤1袋が浮くことがよくあります。

平方メートル単価が当てにならない理由

床材は平方メートル単価や箱単価で表示されますが、買えるのは箱・袋・ロール単位だけです。2.1 箱分が必要な床は 3 箱分の費用がかかります。接着剤、目地材、下地シート、巾木も同じで、切り上げは十数行にわたって積み重なります。面積 × 平方メートル単価で出した予算は、ほぼ必ず少なすぎます。

床リフォーム計算機では、買い物リストの上に「価格を入力」スイッチがあります。箱・袋・ロールごとの価格を入力すると、各行に実際に買う梱包数での費用が表示されます。合計欄にはまだ価格のない行の数が出るので、予算がいつ完成したか分かります。

予算の組み立て方

  1. 部屋をすべて採寸し、それぞれ一度だけ入力します。
  2. 実際の製品を選び、梱包単位を入力します。1箱の枚数、袋の重さ、ロールの大きさです。
  3. 店や見積もりの価格を入力します。ゼロのままの行は残さないでください。
  4. タイルの予備の箱を加え、タイル前のプライマーや薄いセルフレベリング層などの追加項目を決めます。
  5. リストにない小物のための余裕を足します。替刃、シーリング材、スポンジ、配送料などで、よく 10% 前後とします。
  6. 余りを確認します。高価な行で余りが大きければ、別の梱包サイズを試すサインです。

例1(フィート):12 × 10 ft のタイル床、価格は例示

  1. 以下の価格は方法を示すための架空の値で、現在の市場価格ではありません。
  2. タイル 12 × 24 in:9 箱 × 40 $ = 360 $。
  3. 接着剤:4 袋 × 25 $ = 100 $。目地材:1 袋 × 20 $ = 20 $。
  4. レベリングクリップ:3 袋 × 15 $ = 45 $、くさび:2 セット × 10 $ = 20 $。
  5. 予備のタイル1箱:+ 40 $。
  6. リストの合計:585 $。小物用に 10% の余裕を足すと約 640 $。
  7. タイルだけを 120 ft² × 2.50 $(300 $)で見積もると、箱の切り上げもほかの材料もすべて抜け落ちていたことになります。

余りと予備の箱

買い物リストの各行には、どれだけ余るかが表示されます。避けられない余りもあれば、役に立つ余りもあります。同じロットの予備の箱は、何年も後にタイルが割れたときのいちばん安い保険です。一方、純粋なコストにしかならない余りもあります。半端に残った接着剤は棚で固まってしまいます。複数のサイズがある製品では、計算機が余りの最も少ない組み合わせ(価格を入力すれば最も安い組み合わせ)を選び、別のサイズにしたときの影響もすぐ分かります。

複数の部屋:部屋ごとではなく一度だけ切り上げる

二つの部屋で同じタイルを使う場合、部屋ごとに箱単位へ切り上げてから箱数を足すと買いすぎになります。先に正確な数量を合計し、一度だけ切り上げるほうが安くなります。計算機はプロジェクトのリストでこれを自動で行います。同一の製品は切り上げる前に部屋をまたいで合計され、各部屋の個別リストも参考として残ります。

例2(フィート):10 × 8 ft のキッチンと 12 × 4 ft の廊下、同じ 12 × 24 in タイル、1箱 8 枚

  1. キッチン:ロス込み 43.7 枚 → 6 箱。廊下:26.2 枚 → 4 箱。部屋ごとだと 10 箱。
  2. プロジェクト:43.7 + 26.2 = 69.9 → 70 枚 → 9 箱。1 箱節約。
  3. 接着剤:部屋ごとだと 3 袋 + 2 袋 = 5 袋、まとめると 4 袋。

例3(メートル):3.0 × 2.5 m のキッチンと 3.6 × 1.2 m の廊下、同じ 600 × 600 mm タイル、1箱 4 枚

  1. キッチン:ロス込み 22.8 枚 → 6 箱。廊下:13.1 枚 → 4 箱。部屋ごとだと 10 箱。
  2. プロジェクト:22.8 + 13.1 = 35.9 → 36 枚 → 9 箱。1 箱節約。
  3. 接着剤:どちらでも 2 + 1 = 3 袋。すべての行で節約できるわけではありません。

製品がまとめられるのは、まったく同じ場合だけです。タイルのサイズと入り数、袋のサイズ、目地材の種類が一致している必要があります。1部屋だけ袋のサイズを変えると、その行は二つに分かれます。

予算のチェックリスト

忘れがちなもの重要な理由
プライマーすべてのセルフレベリング材の前と、無水石こう系下地にセメント系接着剤を使う場合に必要
分離シートまたは防湿シート非付着型下地の下や、コンクリート上のフローティング床に必要
レベリングクリップとくさび60 cm 以上のタイルでは標準
見切り材と端部キャップドアごとに1つ
配送料と最小注文量生コンの流動性下地は最小注文が約 1 m³(1 yd³)のことが多い
持っていない道具かくはん機、湿式カッター、レーザー墨出し器。購入かレンタル

作業順に並べた完全なリストは床リフォームの手順をご覧ください。

よくある質問

床の予算には予備費をどれくらい足すべきですか?

小物や価格変動のために 10% 前後を足す人が多く、下地に追加工事が必要になりがちな古い家ではもっと多めにします。目安として考えてください。

計算機は現在の価格を知っていますか?

いいえ。お店や見積もりの価格を入力すると、必要な梱包数に掛けて計算します。そのため結果はお住まいの地域に合ったものになります。

部屋をまとめると箱が節約できるのはなぜですか?

部屋ごとに切り上げが発生するからです。5.5 箱と 3.3 箱が必要な二部屋は、別々なら 6 + 4 = 10 箱ですが、まとめれば 8.8 → 9 箱です。

余った材料は返品すべきですか?

未開封の袋や箱は返品できることが多いので、店の規定を確認してください。補修用にタイル1箱と目地材を少し残しておきましょう。