階段に床材はどれだけ必要?
各段の前端に段鼻材を付け、その奥の踏み面に1〜2本、蹴込みに1本の細長い材を張ります。どの材も床材1枚から切り出し、その残りは他に使えないほど短いことがほとんどです。そのため階段は面積から想像するより多くの材料を使います。
計算ツールは段鼻材、細長材、床材を数え、破損やミスの分として10%を加え、箱に切り上げる前に階段の床材を他の床と合算します。床と階段を同じ床材にすれば箱を共有できます。フローリング計算ツールやビニル床材計算ツールで階段を追加すれば、まとめて計算できます。
階段の測り方
今の階段で次の5つを測ります。
- 張り替える踏み板の段数と蹴込みの数。蹴込みは通常、踏み板より1つ多くなります。
- 幅:壁や側桁の間の、端から端まで。
- 踏み面の奥行き:蹴込みから前端まで、既存の出も含めます。
- 蹴上げの高さ:ある段から次の段まで。
- 踊り場がある場合は、小さな床として面積で数えます。
階段の計算式
段鼻材 = ⌈E ÷ ⌊L_段鼻 ÷ W⌋⌉; 細長材 = 踏み板 × 列_踏み面 + 蹴込み × 列_蹴込み; 床材 = ⌈細長材 ÷ ⌊L ÷ W⌋⌉
Eは段鼻材を付ける前端の数、Wは階段の幅、Lは床材の長さです。列_踏み面は奥行きから段鼻材の覆う分を引いて床材の幅で割った列数、列_蹴込みは蹴上げの高さから求めます。床材は箱に切り上げる前に10%を加え、接着剤は⌈踏み板 ÷ 2⌉本です。
計算例
- 踏み板13段、蹴込み14、幅900 mm、踏み面260 mm(出を含む)、蹴上げ180 mm。ラミネート1380 × 193 mm、1箱8枚。段鼻材1.2 m、覆う幅75 mm。
- 段鼻材:13 + 1 = 14か所、幅90 cmの段に1.2 mを1本ずつ → 14本(2.4 mなら7本)。
- 踏み面260 − 75 = 185 mm → 185 mmに縦割りした1本。蹴込み180 mm → 1本。細長材27本、床材1枚から1本 → 27枚。10%を加えて30枚 → 4箱(32枚)。
- 接着剤:⌈13 ÷ 2⌉ = 7本。階段の面積:踏み面3.04 m² + 蹴込み2.27 m² = 5.31 m²。
段鼻材の本数と長さ
段の前端ごとに段鼻材が必要です。1段に1本、上階の床も同じ仕上げなら上階の床の端にも1本です。段鼻材には例えば1.2 mや2.4 mの長さがあり、2.4 mの1本で幅90 cmの段2つに足りるため、14か所なら長いもの7本か短いもの14本になります。階段の幅が段鼻材より広い場合は継ぎ目が出るため、計算ツールが知らせます。
床材で踏み面と蹴込みを張る
段鼻材の奥の踏み面は、奥行きから段鼻材が覆う分(初期値75 mm)を引いた幅です。小さな床のように床材を列で並べ、幅に合わせて縦割りします。蹴込みには1〜2本を張ります。階段の幅が床材の半分より広ければ1本で床材1枚を使い、狭い階段では1枚から2本取れます。建築用接着剤は2段ごとに1本で数えます。
階段をタイルで仕上げる
タイルの場合、踏み面、蹴込み、踊り場を面積で数え、小さなカットが多いためロスを20%とします。接着剤と目地材はタイル計算ツールと同じです。段の前端にはそれぞれ階段用の見切り材を付け、2.5 mの定尺から切り出します。
よくある質問
段鼻材は何本必要?
1段に1本、上階の床の端も同じ仕上げならさらに1本です。長い段鼻材は狭い段2つに使えます。幅90 cmの階段に2.4 mの段鼻材なら本数は半分になります。
13段の階段にラミネートは何箱必要?
幅90 cmの階段で床材1380 × 193 mmなら、10%込みで約30枚――8枚入り4箱――に、1.2 mの段鼻材14本です。
階段の面積は何m²?
踏み板 × 幅 × 奥行き + 蹴込み × 幅 × 高さです。90 × 26 cmの踏み面13段と18 cmの蹴込み14で5.31 m²ですが、購入は面積ではなく部材の数で決まります。
一番上の段も数える?
張り替える踏み板はすべて数えます。上階の床の端は段ではありませんが、通常は段鼻材を付けます。それが「上階の床の端にも段鼻材を付ける」の設定です。
床と同じ床材を使える?
はい。合う段鼻材があれば、階段と床で箱を共有できます。部屋の隣に階段を追加すれば、プロジェクトのリストが床材をまとめて切り上げます。
回り階段は?
回り段や、側面が開いていて回り段鼻が必要な階段はまだ数えられません。回り段は最も深い奥行きの直階段として入力し、少し多めに見込んでください。
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